マクドネルが体重オーバー?戦績と強さは?

WBA世界バンタム級王者のジェイミー・マクドネル選手が5月25日、東京の大田区総合体育館で日本最速の3階級制覇を狙う井上尚弥選手と試合をしますが、体重オーバーしているのではと懸念されています。

体重のリミットが53.52kgのバンタム級ですが、昨今の体重オーバーの失態が相次ぐボクシング界でバンタム級離れした体格を持つマクドネル選手に対してボクシング関係者やファンの間で疑惑の目が向けられています。

今回はジェイミー・マクドネル選手の戦績と体重オーバーの懸念についてシェアしたいと思います。

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マクドネルが体重オーバー?

22日の予備検診で、マクドネル選手、井上選手ともに異常なしと検診されましたが、マクドネル選手は公表していた身長178㎝ではないものの、身長が175.5㎝と井上選手よりも約10㎝差があり、さらに胸囲も井上選手よりも6cm上回る96cmというバンタム級離れした結果が出ました。

この結果もそうですが、この検診の後、井上選手が所属する大橋ジムから体重チェックを打診したものの、WBAは前日の体重測定前の予備測定の義務はなく、この体重チェックは任意のものだったこともあり、マクドネル側が予備測定を拒否しました。

そして、23日の公開調印式と会見でマクドネル選手が500mlの水を飲み干すシーンがあり、体重オーバーしているのではと懸念されています。

日本ボクシング界では、最近体重オーバーの問題が出て話題になりましたね。

去年の4月には大森将平選手とWBOバンタム級王者のマーロン・タパレス選手の対決が、タパレス選手の体重オーバーによって、王座が剥奪されました。

今年の3月には山中慎介選手とWBCバンタム級王者のルイス・ネリー選手の対決が、ネリー選手が体重を2kg以上オーバーして王座が剥奪されました。

両試合とも、大森選手が勝てば新王者、山中選手が勝てば王者返り咲きになるルールで、王者が空位のまま試合が行われましたが、両選手ともTKO負けを喫し、山中選手はこの試合をもって現役を引退してしまいました。

山中選手の試合があった両国国技館では勝者のネリー選手に対する怒号とブーイングが記憶に新しいです。

また、今年の4月27日には、比嘉大吾選手が日本人世界王者としては初の体重オーバーで王座を剥奪され、その後のWBC世界フライ級タイトルマッチでも比嘉選手が精彩を欠いたまま、同級2位のクリストファー・ロサレス相手に9回TKO負けを喫しました。

このように、日本ボクシング界を巡り、体重オーバーの問題が多発していることから、マクドネル選手にも疑惑の目が向けられているのです。

ただし、マクドネル選手が大量に水を飲んでいることを考えるとウォーター・ローディングを行っている可能性もあります。

ウォーター・ローディングとはスポーツの世界で注目されている水分補給法で毎日1~1.5Lの水をこまめに摂取することで体を常に水分で満たしておき、発汗で水分を失っても運動能力の低下を防ぐことができるという方法です。

よくマラソンランナーが給水所で水を飲むシーンをよくみかけますが、この考えをさらに進化させたのがウォーター・ローディングです。

格闘界でも代謝を作って、減量前にサウナや運動など水抜きをする際、汗などで水分を落としやすくするために計量1ヶ月ほど前から毎日5~6L飲む選手がいます。

日本でも総合格闘家の那須川天心選手がこのウォーター・ローディングを実践しています。

 

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マクドネルの戦績と強さは?

次にマクドネル選手の戦績と強さについて見ていきましょう。

マクドネル選手は1986年、イギリス生まれの32歳です。

マクドネル選手の戦績は32戦29勝2敗1分け、13KOでKO率は40.6%とやや低めです。

マクドネル選手は2015年に亀田三兄弟の三男、亀田和毅選手と2回対戦したことがあります。

1戦目は亀田選手が当時所持していたWBO世界バンタム級王座を返上したうえで、マクドネル選手が持つWBA世界バンタム級王座に挑戦する形で行われました。

このときは、3回に亀田選手がマクドネル選手からダウンを奪いましたが、5回以降は身長175.5cmから繰り出されるパンチに劣勢となり、結局12回判定でマクドネル選手が3-0(3者とも114-113)で判定勝ちを収めました。

2戦目は1戦目の4か月後に同王座タイトル戦で再戦となりました。

中盤までは両者とも拮抗した戦いを展開しましたが、12回にマクドネル選手が亀田選手からダウンを奪い、このときも12回判定3-0で勝ちました。

ちなみに亀田選手は37戦35勝2敗20KOですが、この2敗はともにマクドネル選手との対戦です。

マクドネル選手の特徴は、何といっても高身長、長いリーチをうまく使って相手にパンチを打たせず、ジャブを軸に試合をつくるオーソドックスなタイプの選手です。

そのため、KO率は比較的低いですが、KO負けの経験がなく、スタミナがあり粘り強いタイプといえるでしょう。

対する井上選手は15戦全勝13KOとマクドネル選手とは対照的なスタイルの選手です。

両者の対決は前評判では井上選手に分がある見方が多数です。

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ネットの反応まとめ

ではマクドネル選手に関するネットの反応を見ていきましょう。

ツイッターやリアルタイム検索では

嫌な予感…
マクドネル体重大丈夫なんか…
マクドネル心配だわ

といったように、マクドネル選手の体重オーバーを懸念するコメントが多く見られました。

また、

まさかマクドネルはマクドネリにならんよな
マクドネル体重頼むよ この前のネリ戦は異様な空気やったわ
ファンが体重超過に敏感になるのは仕方がない

といったように、ネリー選手や比嘉選手の体重オーバーからマクドネル選手ももしかしてと思うコメントも多く見られました。

そして、24日の前日計量でマクドネル選手は1時間遅刻しましたが、無事に一発で計量クリアしました。

このことを受けてツイッターでは

クリアしてくれてよかった
まずは一安心
明日楽しみ!

といった安堵のコメントの他に

マクドネル数日前と打って変わってげっそりしてますやん
あの体格では無理だと思ってたがやるな

といったマクドネル選手の体格の急激な変化に驚きのコメントを出している人もいました。

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マクドネルが体重オーバー?戦績と強さは?まとめ

いかがでしたか。

両選手とも無事に計量をパスしてよかったです。

マクドネル選手の計量時の動画を見ましたが、体が赤くなっていたこともあり、計量前までサウナで水抜きしていたと考えられます。

25日の試合では対照的な両選手の戦いが見られますが、前評判通り井上選手が鮮やかなKO勝利を収めるのか、マクドネル選手が粘り強く試合を展開して井上選手の長所を封じ込むのか注目しましょう。