田口良一対ヘッキー・ブドラーの判定結果はおかしい?妥当?n

5月20日(日)ライトフライ級でWBAとIBFの2冠を保持する統一王者、田口良一選手が大田区総合体育館で防衛戦を行い、挑戦者のヘッキー・ブドラー選手に0-3判定負けをしました。

今回は田口良一選手とヘッキー・ブドラー選手の対戦結果と判定についてシェアしたいと思います。

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田口良一選手VSヘッキー・ブドラー選手の試合はどうだった?

ゴングが鳴った1ラウンドから、田口良一選手の動きは鈍かったように感じました。

それに対し、ヘッキー・ブドラー選手は軽快に動き回り、2,3発と続くコンビネーション、手数・動きは機を見るに敏でした。

前半、田口良一選手はヘッキー・ブドラー選手をとらえきれず、かといってアウトボクシングをするでもなく、ラウンドを失っていった感じでした。

その姿に、調整への不安を感じながらも、田口良一選手は終盤に追い詰めるタイプのボクシングスタイルなので、「終盤は」と期待した人も多かったのではないかと思います。

中盤得意の右ストレート、左ボディブローを決めるシーンもあり、ペースをつかむかと言うラウンドもありましたが、つかめず。

「後半は全部とるしかない」と言う状況でセコンドも井上尚弥選手との試合で見せた闘志を思い出させようと声をかけていました。

12ラウンドに左フックでダウンを1回奪うも、前半の失点が最後まで響くこととなり最終スコアはジャッジ3人とも114-113。

ヘッキー・ブドラー選手に敗れることとなりました。

前半からの田口良一選手の動きの鈍さは、減量苦と睡眠不足だったようですが、日本人3人目の統一王者で初の防衛戦、さらに当初田口良一選手が用意していた入場券を上回る約1300人の応援団。

「見に来てもらいやすいように」と慣れない日曜日の日中を即決した田口良一選手の気持ちを考えるとプレッシャーは少なくとも感じていたのではないでしょうか。

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田口良一選手VSヘッキー・ブドラー選手の試合結果判定は妥当?

12ラウンド、田口良一選手の左フックがアゴに命中しヘッキー・ブドラー選手はダウンしましたが、レフェリーはスリップと判断しました。

猛抗議により採点集計中にスリップからダウンと訂正されましたが、判定はジャッジ3者とも1ポイント差。

前日にジャッジの1人がヘッキー・ブドラー選手と同じ南アフリカ人で、夜に残る2人のうち1人が日本人に変更されるという、ジャッジ構成で紛糾した経緯もあったようですが、12ラウンド「もう1回ダウンまで詰め切れなかった。自分がダメ。受け入れます。」と語った田口良一選手の言葉通りではある気がします。

もう1回ダウンがとれていれば少なくともポイントではドローとなり、田口良一選手の防衛成功でした。

ただ正直、ヘッキー・ブドラー選手優勢にもっとポイント差がつくかと思われたほど田口良一選手の動きの鈍い試合だったように思います。

ネット反応はわかれましたよね。

田口はまさかの判定負け…
得意のボディの打ち終わりに右を合わされていたので、後半になっても相手の動きが落ちなかった。10Rの時点で周りの関係者も全て取らないとキツイなと…最後のダウンがR中に認められていれば流れが変わったかも。田口とは試合した事もあるので残念だ…
終始手数で優位に立ち、田口の距離をつぶし続けたブドラーに軍配。
最終ラウンドで一度はスリップと判定されたが、ノックダウンに判定されなおされるという珍事があったが三者とも1ポイント差とは…何という無念…序盤の劣勢が効いてしまったか…長期防衛中で期待が大きかっただけにショックも大きい…
今後のことはゆっくり考えて欲しいです。
どう考えても田口の勝ちでしょ。後半明らかに優勢でダウンまで取って、負けとかありえない。前半より後半の方が重要なので、この判定はおかしい!!
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田口良一対ヘッキー・ブドラーの判定結果はおかしい?妥当?まとめ

ヘッキー・ブドラー選手は初防衛戦を日本で戦う契約だそうです。

田口良一選手の試合終了後、本人のブログでも「試合終わってあー負けたなと感じました。せっかく沢山の方が来てくれてそこで結果を出せなかったのが残念でならないです。ですが肩の荷が下りたというか少しすっきりした気持でもあります。とりあえずゆっくり休んで今後の事を考えたいと思います。」と。

「肩の荷が下りた」これは今の正直な気持ちだろうと感じました。

田口良一選手が「今後」をどう見つけるのか、今は期待して待つしかないですよね。