FAの人的補償プロテクトのルールとは?人数は何人まで?

プロ野球・読売ジャイアンツの原辰徳監督が、現行のFAによる人的補償制度について「撤廃」を訴え、Twitterのトレンド入りするほど大きな話題になっています。

この時期になると毎年話題になる、FAや人的補償ですが、そもそもどんなルールなのでしょうか。

そこで今回は、FAの人的補償プロテクトのルールやその人数などについてシェアしたいと思います!

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FAの人的補償プロテクトのルールは?


プロ野球もシーズンが終わったこの時期になると、毎年FAの話題が出てきますよね。

同時によく耳にするのが、「FAの人的補償で○○選手を放出!」なんてニュースです。

昨年も、ジャイアンツが広島の丸選手を獲得するために長野選手を、西武の炭谷選手を獲得するために内海選手を人的補償として放出し、大きな話題になりました。

このFAや人的補償、プロテクトとはどんなものなのでしょうか。

FAとは、フリーエージェント制度のことで、一定期間(約8年)以上1軍にいた選手が得られる権利で、このFA権を行使すると、プロ野球の全球団と契約交渉できるようになります。

このFA権を行使した選手が他球団に移籍したとき、移籍前の球団、すなわち“選手に移籍されてしまった”球団は有能な選手がいなくなってしまうので、なんらかの補償を受けることができるのですが、これを金銭でもらえば金銭補償代わりの選手を受け入れれば人的補償となります。

ただし、どんなFA選手にも補償が付くわけではありません。

FA権を行使した選手には「ランク」が付き、そのランクに応じて補償内容が変わります。

選手のランクとは

A:年俸が現チームの1位から3位まで
B::年俸が現チームの4位から10位まで
C::年俸が現チームの11位以下
ランク 補償内容
A 金銭補償:旧年俸の0.8倍の金銭
人的補償:プロテクト外選手1名+旧年俸の0.5倍の金銭
B 金銭補償:旧年俸の0.6倍の金銭
人的補償:プロテクト外選手1名+旧年俸の0.4倍の金銭
C 補償なし

引用:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/フリーエージェント_(日本プロ野球)

この人的補償の対象外となるのは、ドラフト指名後の新人選手外国人選手

そして、「この選手は放出したくない!」と球団が指名した選手は対象外となるのですが、この「あげたくない選手」がいわゆる人的補償プロテクトの選手なのです。

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FAの人的補償プロテクトの人数は?

本来ならば、FAの人的補償だとしても、チームの一員を手放したくないですよね。

ならば、全員プロテクト(あげたくない宣言)すればいいじゃないか!と思うところですが、それでは制度が成り立ちません。

この人的補償プロテクトには、人数制限があり、その人数は

プロテクト枠 = 28名

となっています。

実は、この28名との人数は、なかなか悩ましい人数と言われています。

なぜなら、1軍登録は29名と、1軍選手ですら、全員をプロテクトできないからです。

そのため、例年のように、どうしても人的補償として放出となる選手が出てしまい、FA制度の裏に暗い影を落としてしまいます。

このように、本来喜ばしいFA宣言が、暗いニュースにならないように、との考えからジャイアンツの原監督が人的補償の撤廃を主張したのだそうです。

他にも、原監督は、プロテクト枠を40人に拡大することや、金銭補償の割合を上げることなども代替案として挙げていました。

ただ、この考えには

人的補償がなくなったら金持ってる球団が一方的に良い選手を獲得できて強い球団と弱い球団の差が大きくなりプロ野球がつまらなくなりそう
など、お金がある球団が有利なのではと考えている人が多いようです。

いずれにしても、今回の原監督の発言は、これまでの制度を再検討・再確認するきっかけになるかもしれませんね。

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FAの人的補償プロテクトに対するネットの反応

FAの人的補償プロテクトについて、ネットの反応をまとめてみました。

多くの人が、今回の巨人・原監督の発言を疑問視していて、はっきりと「反対」する意見が多かったのも特徴です。

巨人から人的補償で移籍した奥村(ヤクルト)や平良(横浜)も頑張ってるよね。

もし巨人のままだったら戦力外受けてる可能性だってあるんだよ?

移籍したからチャンスをもらえて1軍で活躍できる。

原監督、若手にとって「人的補償」はチャンスなんだよ、分かるかな!?

原監督の人的補償のやつ、FAで選手いっぱい取ったからプロテクトできなくて、内海とか長野とかのベテランをとられたからでしょ?

赤松とかいっちーとか、人的補償から活躍してる選手もいるのに…

あとFAでいっぱいとる巨人、FAとらないカープ、どっちが正しいとかないでしょ。

球団で好きなようにすれば

人的補償廃止って…

おいおい(-_-;)

人的補償云々は賛同できないけど、プロテクト枠に関しては増やして良いと思う
飼い殺しで終わるより人的補償で他球団行って活躍の場を少しでも得られる方がいいと思うんだけど…

あくまで一意見だけども、

FAは、その選手の野球人生だから自由に球団決められる制度としていいと思う。

人的補償は、FAした選手がいた球団のためにすることだからなくしたら球界のチームのバランスとれなくなるんじゃね

原監督の人的補償なくせ発言はありえん

金ある球団にしかメリットねーじゃん

12球団全体のことを考えて発言してくれ

原さん、選手契約においてMLBと同等の制度にするなら人的補償を無くしてもいいよ。

そこまで自由度を高めないと、ただの自分都合での主張に過ぎませんよ。

力技で進めるならば、徹底的に反対する。

戦力が一部の球団にだけ偏ると野球はつまらなくなる。

FAの人的補償はあった方が良い。

FAの人的補償撤廃は賛否両論だね…

私は「否定」派だけど

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FAの人的補償プロテクトのルールとは?人数は何人まで?まとめ

今回は、FAの人的補償プロテクトのルールやその人数などについて調べてみました。

FAの人的補償には、28名のプロテクト枠がありましたが、それでも1軍登録選手をすべてプロテクトすることはできないものでしたね。

まだ1軍でなくても将来性を考えて放出したくない選手をプロテクト枠に入れてしまえば、1軍で活躍している選手でも、去年の巨人・長野選手や内海選手のように人的補償で移籍を免れないのは、ファンのため息が聞こえてきそうです。

だからといって、金銭のみの補償となれば、いわゆる金持ち球団が有利になるのは明白で、チーム間の戦力の不均衡に拍車がかかり、プロ野球自体の魅力がなくなってしまうことも考えられます。

今回の原監督の発言を機に、FAの補償問題がどのように変わっていくのか、それとも変わらないのか、その動向に注目ですね。

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