高齢者運転の事故対策は?原因とやめさせる方法についても調査した結果!

高齢者が運転している自動車による交通事故が毎日のようにニュースになっていますね。

つい先日も、東京・池袋で高齢者の運転による交通事故が起きて大きなニュースになりました。

高齢者の運転を減らす策として、最近では高齢者の免許返納が選択肢としてよく言われていますが、実際に返納する決断になかなか至っていないのも現実です。

そこでこの記事では、高齢者運転の事故対策と、運転をやめさせる方法についてシェアしたいと思います!

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高齢者運転の事故の原因と対策は?


交通事故は、高齢者の運転によってのみ起こされるものではありませんが、それでも昨今高齢者の運転による事故が多く報道されるようになりました。

ところで、高齢者が運転することによる交通事故は、本当に増えているのでしょうか?

警視庁が発表しているデータによると、確かに高齢者運転の交通事故率は増えていました

平成 高齢運転者(第一当事者)交通事故発生件数 事故全体に占める
高齢運転者の事故割合(%)
21年 6,883 12.2
22年 6,979 12.7
23年 6,923 13.4
24年 6,600 13.9
25年 6,341 15.1
26年 6,033 16.2
27年 5,806 16.9
28年 5,703 17.6
29年 5,876 17.9
30年 5,860 18.0
  • 高齢運転者とは、原付以上(特殊車を含む。)を運転している65歳以上の者をいいます。
  • 高齢運転者の交通事故発生件数は、第1当事者となった件数です。
  • 構成比の数値は四捨五入しているため、内訳の合計が100パーセントにならないことがあります。

引用:警視庁「防ごう!高齢者の交通事故!」 https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotsu/jikoboshi/koreisha/koreijiko.html

このように、都内における高齢運転者が第1当事者となる交通事故発生件数は10年前に比べて減ってきていますが、高齢運転者による事故の割合は増えています

次に、高齢者が事故を起こす原因を調べてみました。

高齢者が事故を起こす原因

➀目の衰えによる発見の遅れ

高齢者になると、視力(動体視力含む)の低下だけでなく、視野も狭くなってきます

ある調査によると、運転する際は、正面を向いて、片目で左右90度の範囲で物が見えることが望ましいところ、65歳を超えると、残念ながら60度ぐらいに狭まってしまう人が多いとのことです。(参考:NHKクローズアップ現代HP

一方で、運転に必要な情報はその8割を目から獲得すると言われています。

そのため、交差点や脇からの他車や歩行者などの見落としに繋がるようです。

➁判断の誤り

もちろん個人差はありますが、高齢者になると、とっさの時の判断スピードが低下するのが一般的です。

また、注意力や集中力が低下していること、過去の経験にとらわれる傾向にあることも間違った判断を誘引しています。

③操作ミス

高齢者が起こす事故の原因で一番多いと言われているのが操作ミスです。

高齢者になると一番実感するのが、身体能力の衰えです。

それは運転にも影響があり、とっさの時の運転操作に反応が遅れたり、誤った操作をすることが増えてしまいます。

また、

「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」

と、事故を起こした高齢者の談話をよく耳にしたことがありますよね。

この「踏み間違え」は高齢者になると、一般年齢のなんと5倍だそうです(4月24日日本テレビ「ニュースエブリィ」)。

さらに、複数の動作や判断を同時に行う能力も衰えているので、例えば、他車・歩行者を認識して安全を判断し、自分の車を安全に運転するなどの動作一つ一つに時間がかかってしまうのです。

④運転技能や体力への過信

高齢者で運転している方には、「これまで問題なく運転してきている」、「自分はまだしっかりしている、大丈夫」など、自身の運転技術に自信がある方が多くいます

しかも、この傾向は、年齢が上がるほど、強くなるとのこと。

それは、これまで事故を経験したことが無いから、「自分だけはまだ大丈夫」と思っているようです。

しかし、少なからずとも、体力の低下はそれぞれ感じているでしょうし、目の機能や、判断力の低下に伴い、運転技能も低下しています。

高齢者が運転する際、これらをどれだけ「自覚」しているかが重要なポイントとなります。

高齢者運転の事故対策

高齢者運転による事故を少しでも軽減するためには、以下のような対策が考えられます。

◆運転することが前提

  • 朝夕のラッシュ時、夜間、雨天時の運転を避ける。
  • 通りなれた場所のみの利用に限定する。
  • 自家用車を運転サポートのある自動車にする。

◆運転しないことが前提

  • 免許を返納する

但し、やはり一番大事なのは、ご本人の”高齢者”としての自覚です。

運転技能や、体力、視力などなど、機能の低下は認めざるを得ません。

その現実を、どのように理解するか、してもらうか、がキーポイントですね。

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高齢者の運転をやめさせる方法は?


事故防止の対策は、色々考えられますが、それでも高齢者の運転による交通事故を減らすのに一番効果的なのは、高齢者の方に運転を辞めてもらうことです。

いわゆる、免許返納です。

警察庁の発表によると、2018年に運転免許を自主返納した割合は、75歳以上の免許保有者の5%程度

このように、生活上の必要性、年齢へのプライドなどから、返納する人はまだまだ少ないのが現状です

免許返納については、親子や家族間でも、なかなか説得できないとの意見もよく聞かれます。

それでも免許を返納してもらった方が、事故の加害者とならないだけでなく、ご本人の安全も確保できますよね。

免許を返納するよう説得には以下のような方法が有効なようです。

  • 車の傷など、具体的な不具合を一緒に確認して説得する
  • 実際に免許返納した人に説得してもらう
  • 医者に説得してもらう

免許返納の目安として、車の傷が挙げられていることをご存知でしょうか。

特にバンパーに傷がついてきたら、説得する一つの目安だそうです。

机上の空論のように、ただ「危ないから」と話すより、具体的な傷や、場合によっては修理費用など「目」に見えるものを使って説得する方が良いと言われています。

そういった点では、実際に免許返納した人に話をしてもらうのも良い方法です。

同年代の人が、免許返納の決心をした話は、自身のプライドを保ちながら免許を返納できる一助になります。

また、免許を返納した後の生活についても話しをしてもらえば、イメージしやすく、違った楽しみを見出すキッカケをもらえるかもしれません。

それでも、家族の説得が通用しないような方には、かかりつけ医などに進言してもらうのも良いようです。

なお、痴ほう症状などで、話しても忘れてしまうなどの場合は、車のキーのダミー(偽物)を用意しておくのも一つの方法とのことです。

いずれも、説得には、時間が必要かと思います。

しかし、ご本人の安全のためにも、大事なことだと思います。

ご高齢者の方が周囲にいらっしゃる方は、今一度、話し合ってみてください。

高齢者運転に対するネットの反応は?

高齢者運転についてのネットの反応を集めてみました!

連日の痛ましい事故のニュースに、危機感を訴える声。

それでも、生活上、仕方ない面もあるのでは、と困惑の声。

実際に、免許返納をされた方が周りにいらっしゃる人の声もありました。

年齢が上がるごとに車の運転免許更新の間隔を短くするのはどうだろう。

極端に言えば毎月更新しなきゃいけないとか、非現実的なくらいの短い間隔にすれば自然と高齢者は運転しなくなるのかなと。

短い期間で急に運転が怪しくなる人もいるんだろうし。

でも地方では車がないとかなり不便なのよね。

目の前でじぃさんが思っきしバックしながらガンガン色んな車ぶつかっていってたぞ…………

こわいなぁ〜こわいなぁ〜 高齢者の運転こわいなぁ〜

高齢者の多くは運転に自信があるので免許は返さない。

本人の判断ではなく家族が強制的に取り上げないと。

10代による事故が突出して多いのもなかなか問題ですが、高齢者も人の事言えた口じゃありませんからね。

こうして考えると、高齢者の運転免許返納義務化はやはり必要かと。

あと原付免許を取れる年齢も18歳に引き上げるべきかもしれませんね。

そうすれば10代の事故も少しは減るかと。

若くても、危険な運転する人もいるし、事故率で言えば、確か若い世代のが高いはず。

高齢者だから、という議論はナンセンスだと思う。

小学生の子供の送り迎え

最近の理不尽な事件見てたらやめられない

本当に高齢者はちゃんと車運転できる人だけにして!

古い車に乗らないで!

エマージェンシーブレーキついてる車に乗って!

本当に高齢者の運転は危険。

私の住む街もクルマがないとある程度生活出来ないので高齢ドライバーが多いですが、轢かれそうになった事が何度も。

横断歩道の歩行者見てないし、我が道突き進む高齢者は本当に凶器ですわ😰

一番厄介なのは「高齢者で明らかに危険な運転をしているのに何故か当人は自身に満ち溢れていて免許を返納する気が全くない」パターンだと思います
親は 免許返上はしてないですが、 たくさんの高齢者の運転事故のニュースを見て 自ら「もう運転はしない」と。

運転大好きな人だから可哀想ではあるけど 高齢者の自覚があって良かった。

母は数年前に免許を返納した。

アイデンティティをもぎ取られる感じがした、とちょっと大袈裟なこと言ってたけど、結局いつまでも運転してる高齢者は、根拠のない自信とプライドと生活が不便になることへの嫌悪から返納しないだけ。

その結果、未来を担う人が何人も亡くなってる。そこ分かってるの?

高齢者運転の事故対策は?原因とやめさせる方法についても調査した結果!まとめ

この記事では、高齢者運転の事故の原因や対策、運転をやめさせる方法について色々調べてみました。

Twitterにあった、免許返納をしたお母様が、「アイデンティティをもぎ取られる感じがした」との声に代表されるように、これまで普通に行ってきた運転をしなくなる、その権利を返納することは、若い人が考える以上に、高齢者の方にとって自身の誇りを傷つけ、能力が無くなったことを認める辛さがあるのかもしれません。

それでも、高齢者の方には、ご自身やご自身の大切な人たちのためにも“免許を自主返納”する英断をしていただきたいと、筆者は思います。