走行税とはいつから?導入されるメリットとデメリットは!?

走行距離に応じて課税する走行税が、2019年度に検討されることになり、ネットで話題になっています。

自動車を「保有」することから、「利用」することへ課税を転換するのに導入が検討されることになった走行税。

昨今の、自動車を取り巻く環境の変化が大きく関係しているとのこと。

そこでこの記事では、走行税とはどういったものなのかいつから導入されるのか、そのメリットとデメリットについてシェアしたいと思います。

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走行税とはいつから?


現在、自動車に関わる税金は、以下のものがあります。

・自動車税…毎年4月1日の時点で所有している人が支払います

・重量税…新規登録時や車検の時に支払います

・自動車取得税…自動車を購入した時に支払います

・消費税

また、使用しているとかかるのが、ガソリン税です。

これら自動車に関わる税金は、「保有」していたり「利用」することで支払う必要が生じます。

ところが、昨今の車事情は、電気自動車の開発・普及により「ガソリン」を使わない車が出てきたり、カーシェアリング事業の発展により車を「保有しない」人が増えてきたため、これら自動車に関わる税収が減少することが予想されてきたのです。

そこで、自動車関連税制の見直しが必要だ!と、昨年12月に2019年度与党税制改正大綱の骨格に、自動車関連税制の抜本改革の方針を「保有から利用へ」と明記したのです。

これがいわゆる、走行税の検討です。

走行税とは、走行距離などに応じた課税方法です。

では、この走行税、日本ではいつから導入されるのでしょうか。

日本での走行税の導入は未定です!

安心されましたか?

日本では、これから「走行税についての検討」が開始されます

3月31日放送のNHKのニュースによると、

・早ければ2019年の冬から議論を開始・政府は中長期的課題としていて、今後数年かけて議論を進めるとしている

とのことでした。

しかし、この話題が出るや否や、各方面から反対意見が多く聞かれたとも言っていました。

一般市民の生活に直接かかわってくる税制です、しっかり議論していただきたいですね!

走行税のメリットとデメリットは?

まだ、「これから検討」の走行税ですが、実際に導入された場合のメリットとデメリットを考えてみましょう。

走行税のメリット

正直なところ、走行税を導入した際のメリットは、あまり無いように思えます。

数は少ないですが、メリットとして考えられるものとしては、政府の目論見の通り、

・ガソリン税を払っていない電気自動車からも税金を徴収できる・自動車の保有率に左右されない税収入が確保できる

です。

また、

自動車は持っているけど、あまり乗らない(コレクター、週末利用のみ、など)

こんな方には朗報かもしれませんね。

走行税のデメリット

検討開始前から反対意見が噴出しているほど、走行税の導入を疑問視する声が多くあります。

その理由は、以下のようなデメリットが考えられるからです。

地方居住者の負担増

これは言わずもがな、地方は都市部のような公共交通手段がありません。

そのため、普段の買い物や病院、通勤など、自動車利用は生活に密着しています。

走行距離に対して課税されるとなれば、地方の方の負担増が容易に想像できます

タクシー業界、運送業界への影響

いわゆる「車を使って商売している」業界も多大な影響を受けることが考えられます

走行税に応じて利用者に負担を課せば、利用料の値上げで客離れを引き起こし、走行税分を自社で負担すれば、売上が減り、どちらにしても死活問題です。

観光バスや旅行業界への影響

これも、タクシー業界・運送業界と同じことが懸念されます。

旅行代金の値上げなどに転換すれば、利用者の減少も予想され、業界全体の縮小も考えられます。

 

また、根本的な問題として、走行距離をどのように計算して課税するのかという問題があります

既に導入しているニュージーランドでは、予め走行距離分を納税し、その証明のステッカーを貼ることで対応しています。

また、最近ではGPSで走行距離を自動計測する「GPS走行課税システム」を利用するケースも出てきているようでした。

しかし、これらにも、それぞれ課題があります。

ステッカー方式では、検問で納税状況をチェックするのですが、やはり全車について調査ができずにいるのです。

また、GPS走行課税システムは、専用機器を導入するのに費用がかかります。

さらに、このGPS走行課税システムを日本で導入するとなると、出発点から到着点までその経路や履歴が全てわかってしまうため、特に一般利用者に対してプライバシーの確保や情報流出保護の問題が出てきます

このように、まだまだ検討の余地が多くある走行税。

これからの議論の動向から目を離さず、注視していきたいですね。

走行税に対するネットの反応

走行税についてのネットの反応をまとめてみました。

自動車の走行税が検討されてるのかぁ。

バスやタクシー、運送会社、宅配業…キツイぞ…

バスと電車と徒歩だから、嫌だなぁ。

この税金が導入されたら、車を買わなくても良い地域に引っ越そう。

もし車の走行税導入されたら、 バスの運賃 宅急便、郵便、通販の送料 老人ホームのデイサービスの料金 LIVEのチケ代 その他もろもろいろんな料金が値上がりしてくるだろうねって母親と話してて考えたら震えた
自動車の走行税って、こんなGDPの伸びない時に何をまた財務省が寝言を言ってるんだか。

税金を取りたかったら経済活動を活発にしなさいよね。

走行税って、ガソリン税を払わないEVにのみ適用されるんだよね??

だったら別に嫌ではあるけどそんなに構わないんだけど、これがもしガソリン車に課されるなら話は変わる

現状の異常なまでの高額課税に付随して新たな税金ってなったらもうみんな無理してでも車乗らないわな

走行税!?が出来るかも!?!?

車にどんだけ金かけるんだよ!!

ふざけんなよー低所得者&車ないと生活出来ないのにどんだけ負担与える気だよ💢

走行税だと!?

北海道民はどうすればいいの?

電気自動車は冬場は役に立たんし、札幌以外は電車もバスも少ないし10㌔20㌔歩いて通勤しろとでも言うのか…

そろそろ国民も我慢の限界デスヨ!

走行税とかもし導入されたらマジで車の所有価値無くなるな
通勤や買い物や病院など日常生活のために車乗るしかないのに、そこから税金取るの? ふざけんな。
走行税は交通手段が充実してるか否かで不公平がある。

田舎人は車がないと生活していけません。

考えてる方々は都会住みなんだろう

走行税するなら田舎都会並みの電車とバスをお願いしまーす。

出来れば車は持っていたくないんだけど、距離的に車を持たざるを得ないんですよね。

政治家さん、わかってる???

以上のように、やはり多くの人が反対意見のようです。

特に目立ったのは、生活に車が必須の地方の方を思った意見です。

都市部ほど公共交通機関が発達していない地方では、死活問題です。

まだ検討段階とのこと、しっかり今後を注視していきたいですね。

走行税とはいつから?導入されるメリットとデメリットは!?まとめ

今回は、昨今の自動車事情から、検討が開始されることになった走行税について調べてみました。

走行距離に応じて課税する走行税ですが、これから検討が開始され、導入の是非や時期はまだ決まっていないとのこと

しかしそのメリット・デメリットを考えると、税収入の確保が優先され、国民の生活には即していないようにも思えます。

走行税の議論は、早くて2019年冬から開始されます。

全国民の生活実態をしっかり考えて、皆が納得できる結論を導き出して欲しいものです。