貝毒はアワビにも含まれる?潜伏期間や予防方法は?

日本人におなじみの貝類、アサリやホタテ、牡蠣、ちょっと贅沢したいときにはアワビなんていいですよね。

2018年、その貝類を脅かす“貝毒”が猛威を振るっていて、2005年以来最悪の状態だそうです

“貝毒”による症状や、潜伏期間はどんなものなのでしょうか。

アサリ、ホタテの被害は聞きますが、アワビにも注意が必要なのでしょうか。

そこで今回は、今話題の“貝毒”がアワビにも含まれるのかと潜伏期間や予防方法について調べてみました。

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“貝毒”はアワビにも含まれる?

アワビといったら、高級貝ですよね。

ちょっと奮発?して、せっかくアワビを食べるのに、“貝毒”を心配しながら食べるなんて嫌ですよね。

今年、数年来の猛威を奮っているこの“貝毒”。

アワビに含まれるのでしょうか?

結論からいうと、“貝毒”はアワビに含まれていません!

なぜなら、“貝毒”とは、アサリやホタテ、牡蠣等の“二枚貝”が、毒素を持った植物プランクトンを食べて、貝の体内に毒が蓄積されてしまうことを言うからです。

アワビは巻貝の仲間なので、 “貝毒”を蓄積する2枚貝とは違います。

なので、アワビは“貝毒”の心配はありません!

ただし、です。

“貝毒”の心配はないアワビですが、春先のアワビはちょっとだけ注意が必要です。

春先(特に2月~5月)にとれたアワビの胆(正式には“中腸線”と言います)を食べすぎると、“光過敏症”という中毒症状を発症することがあります。

この“光過敏症”とは、アワビの胆を食べた後、日光に当たると、潜伏期間1~2日のうちに顔面や手、指が腫れたり赤くなったり、時には疼痛などが起きる中毒症状です。

重症になると、やけどの様な水泡ができて化膿することもあり、全治には3週間程度をかかります。

でも、この“光過敏症”も、アワビの身を食べる分には心配いりませんし、胆も何十個分も大量に食べなければ心配いりません。

これで、アワビを安心して美味しく食べられますね!

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貝毒の潜伏期間や予防方法は?

そもそも、“貝毒”ってなんなのでしょう?

先にも書いた通り、“貝毒”とはアサリやホタテ、牡蠣等の“二枚貝”がもつ自然毒で、毒素を持った植物プランクトンを二枚貝が食べて、貝の体内に毒が蓄積されて有毒化することを言います。

貝そのものが、毒を作り出しているわけではありません。

この有毒化した貝を食べると、麻痺や下痢の症状を発症します。

では、代表的な症状についてまとめてみましょう。

【マヒ性貝毒】
食後30分程度で口唇や舌、顔面のしびれ。その後指先や手足に広がり、運動失調(麻痺)を起こします。重症例では、呼吸麻痺で死亡することもあります。

【下痢性貝毒】
食後30分から数時間で水様下痢や嘔吐、吐き気、腹痛など消化器系症状。通常は3日以内に回復します。

(出典:広島市HP http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1112763601281/index.htm)

さらに注意しなくてはならないのが予防方法です。

この“貝毒”は、煮る・焼くなど熱を加えても無くならないのです。

一時期話題になった、酢につける、なども効果ありません。

唯一、有効な予防方法は、「基準値を超えた”貝毒”が検知された貝を食べない」ことです。

「そうは言ったって、見た目じゃわからないじゃない!!」

と、慌てないでください。

農林水産省HP(http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/g_kenko/busitu/index.html)によれば

“都道府県では、安全な貝類が出荷されるよう、貝毒の発生を監視し、出荷前に検査し規制値を超える場合には出荷を規制しています。

これらの対策によって、近年は、市販されている貝類による食中毒は報告されていません。”

とありました。

お店で売っている貝なら、大丈夫!ってことですね。

また、これからの季節、潮干狩りなどを予定されている方もいるかもしれません。

毒素のある植物プランクトンの発生やその時期は、場所によって違います。

お出かけの際は、各都道府県や自治体、関係機関のホームページなどで、採取可能か、情報を確認してくださいね。

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ネットの反応まとめ

“貝毒”について、やはり、ネットでも心配している声が聞かれます。

“貝毒怖いみたいなので気を付けないとですね^^; 加熱も効かないとかどうしたらいいんでしょう”
“貝毒増えてるんだ…?昨日、すっごい安かったからアサリ食べたものでドキッとしたよ…”
“去年も貝毒が出て不漁でした!5年ほど前は15kは取れたのですが、残念ですね(>人<;)だべない方が良いそうです!”

と、“貝毒”そのものを心配している声。

“加熱してもダメなんだとか…行楽シーズンですが気を付けましょう!”
“GW潮干狩り行く予定やったけど、貝毒やばいらしいからやめた”
“潮干狩り楽しみだった人にとっては不安と言うか残念だね”

と、レジャーの予定を変更しようか、との声。

“貝毒が全国で猛威 入院例も”
“水産庁の潮干狩りの記事の下に食品安全委員会の貝毒の記事が並ぶFBのTLが非常に味わい深い。”
“先月中頃から、大槌湾から始まり、県南地域を中心に貝毒の数値が高くなっている。 これからの時期、ホヤが美味しくなっていくので、早く数値が下がってもらいたいですね”

と、すでに“貝毒”についての情報に注視している声。

やはり正しい情報を集めるのが一番です。

正しい情報を得て、怖がりすぎず、でも安全第一に、美味しく食べられるようにしたいですね。

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貝毒はアワビにも含まれる?潜伏期間や予防方法は?まとめ

今年、猛威を奮っている“貝毒”。

ホタテやアサリ、牡蠣などの二枚貝がもつ自然毒で、アワビなどの巻貝には含まれないことが分かりました。

また、“貝毒”の唯一の予防法は、“摂取しないこと”。

これからの季節、潮干狩りなどを予定されている方もいるかと思います。

せっかく取った貝が、食べられない、じゃ残念ですよね。

お出かけの際はくれぐれも、お出かけ先の正しい情報を得て、安全・安心に楽しんでくださいね。