時短ハラスメント(ジタハラ)とは?意味や対策はどうするの?

2018年の流行語大賞ノミネートが発表され話題になっています。

今年1年よく聞いた言葉はもちろんですが、中には聞いた記憶がないような言葉もあることがあり、今年のノミネートの中にあった時短ハラスメント(ジタハラ)もその1つです。

そこで今回は、時短ハラスメントとはどういうことなのか、その言葉の意味や対策についてシェアしたいと思います!

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時短ハラスメントとは?


2018年の流行語大賞のノミネート30語が発表され、今年を代表する流行語大賞にどれが選ばれるのか、今から予想している方も多いのではないでしょうか。

その年を象徴する流行語なのですが、中には「どこで流行していたの?」なんて話題になっている言葉もあります。

今年のノミネート30語の中にも、そんな言葉があります。

それが、時短ハラスメント(ジタハラ)です。

時短とは、労働時間短縮のことをさし、そして時短ハラスメント(ジタハラ)とは、以下のような意味となります。

長時間労働を改善する具体策を提案しないまま、経営者や管理職が従業員に業務の切り上げを強要する行為
「ジタハラ」とも略される。

引用:コトバンク https://kotobank.jp/word/時短ハラスメント-1823436

具体的な例を挙げると、

仕事が終わっていないのに、早く帰れと言われる

だからといって、仕事量が減ったわけではない

でも上司・会社の命令だから、仕事が終わらないまま退社する

仕事が終わらないことは責められる

と、真面目な人であればあるほど、上司や会社の命令も聞かなくてはならない、でも仕事は終わらないと、堂々巡りのジレンマに陥ってしまうのです。

仕事量は変わらないのに、労働時間だけが短くなるので、仕事がこれまで通りに進まなくなり、現場や客先に迷惑をかけるなど実害がでたりもします。

挙句には、仕事が終わらないため、家に仕事を持ち帰るなど、サービス残業をする羽目に、なんてことにも。

あくまでも、「長時間労働を改善する具体策を提案しないまま、経営者や管理職に早く帰れと言われる」ことを時短ハラスメントと言います

育児などのために時短勤務を申し出て、「時短勤務されると迷惑なのよね」など、時短勤務を皮肉られることなどではありませんので、お間違いのないように!

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時短ハラスメントの対策は?

仕事はあるのに、早く帰れ、と改善策も提案されずに言われて困ってしまう、時短ハラスメント

どのように対策していけばよいのでしょうか。

3つのポイントがあるようです。

1つ目は、自分の仕事時間を記録し、現在の仕事量と時間の実態をしっかり把握(数値化)します。

その中で、スケジュール管理の徹底や、プライオリティの見直しなど自分でできる改善を模索できることもあるでしょう。

2つ目は、実態の報告です。

これまでと同じ仕事量を、これまでより短い時間でできるのか、会社側にもキチンと伝え、考えてもらう必要があります。

そのためにも、1つ目の実態の把握(数値化)は必須ですね。

3つ目は、仕事量の再検討・再配分の要請です。

時間内に仕事が終わらないことを、能力不足とされてしまうかもしれませんが、時間内に終わらない原因は様々あるので一概には言えません。

また、他のメンバー、他の部署などでフォローすることができないのか、検討することは、管理側の責任です。

会社側も、自社の成果の品質が落ちるのは本望ではないはずです。

いずれも、現状を正当に主張できるように、きちんと材料(実態)を揃えておく必要がありますね。

ネットの反応

時短ハラスメントについてのネット声を集めてみました。

流行語大賞にノミネートされているのにも関わらず、「初めて聞いた」、「知らなかった」との声が多かったのが興味深いですね。

流行語に入ってる時短ハラスメントって初めて聞いた
what is 時短ハラスメント(ジタハラ)?

最近、○○ハラスメント(○○ハラ)って言葉がどんどん増えてないか??

仕事が残ってても早く帰らせると時短ハラスメントらしいです。

管理者は大変です。

色々なハラスメントとの戦いです。

時短ハラスメントって初めて聞いた💦

とりあえずハラスメントって言っとけば流行語大賞に選ばれるとでも思ってるのかな

あたしの会社も時短ハラスメント寄りかも知れんな
ジタハラって何やねんおもたら時短ハラスメントって言うのね。

なんでもかんでもハラスメントすぎてもはやワケわからん

今日は労働組合で、時短ハラスメントの状況を伺う日。

やはり、時短せよに対して具体的な対策を打てていない管理者。

ただ、部下たちも結局打刻を虚偽申告しているために、管理者に状況が見えてこない、というのもあると思われる。

時短ハラスメント….

昔 一年の育休明けに時短(夜勤免除)してもらった際に課の人に「人が足りんのに」と冷たくされた事を思い出したが、時短ハラスメントの意味はそうではないらしい。

残業時間を減らせば生産性が上がると短絡的な経営者もいるからな。

最近多すぎる、ジタハラ

時短ハラスメントって言葉、流行語大賞にノミネートされて初めて認識したんだけど、私の会社のあの、早く作れ・残業はするな・クオリティは上げろと口癖のように言われてたのはジタハラて名前になるんだなー。

今まで言い様のないブラック加減だったけど名前ついてなんかスッキリ。

まとめ

2018年流行語大賞にノミネートされた、時短ハラスメント(ジタハラ)の意味や対策について調べてみました。

時短ハラスメントの意味は、労働時間の短縮を目的に、改善策も示されないで、ただ早く帰れと言われること、でした。

“仕事をせずに、帰れ”と言われながら、仕事量は減るわけではないのは、結局、弱い立場の人(多くの場合、従業員)のモチベーション低下に直結します。

それでは、品質を確保しながら生産性を維持することが難しいはずです。

誰もが納得して、気持ちよく仕事ができるよう、時短ハラスメントなんて言葉が流行語にならない世の中であってほしいものです。