東京五輪のボランティアはやらない人ばかり?批判も多いの?

2020年に開催される東京五輪各種ボランティアの応募が2018年9月26日から始まりました

このボランティア、募集開始前から、条件や様々な問題から「本当に集まるの?」、「応募する人いるの?」と心配のする声が多く聞かれています。

そこで今回は東京五輪のボランティアは、本当にやらない人ばかりなのか、批判が多いのか、その理由や現在の応募状況などについてシェアしたいと思います!

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東京五輪のボランティアはやらない人ばかりなの?

東京五輪のボランティアの応募が2018年9月26日(水)13時から開始されました

募集しているボランティアは、大会ボランティアと都市ボランティアとありますが、活動日が重複しなければ、両方で応募・活動することができます。

大会ボランティア
活動内容 観客サービス、競技運営のサポート、メディアのサポートなど
活動場所 競技会場や選手村などの大会関係施設
募集規模 約8万人
応募条件 ・2002年4月1日以前に生まれた方
・活動期間中において、日本国籍又は日本に滞在する在留資格を有する方
募集・運営 (公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

 

都市ボランティア
活動内容 国内外の旅行者に対する観光・交通案内及び競技会場の最寄駅周辺における観客への案内など
活動場所 空港・主要駅・観光地及び競技会場の最寄駅周辺
募集規模 約3万人
応募条件 ・2002年4月1日以前に生まれた方
・日本国籍を有する方又は日本に居住する資格を有する方
・日本語による簡単な会話(意思疎通)ができる方
募集・運営 東京都オリンピック・パラリンピック準備局

引用:東京ボランティアナビ http://www.city-volunteer.metro.tokyo.jp/jp/about/tokyo2020/volunteers/index.html

せっかく日本国内で開催されるオリンピックなので、少しでも関われるならやってみようかな?と思えるのですが、そう簡単でないところが、このボランティアが問題視されている理由なのです。

2種類あるボランティア、特に大会ボランティアはその募集条件の内容をしっかり見ると、実際にできる人は、かなり限られそうなのです。

上表にも書いた募集条件の他に、東京2020組織委員会が指定する全ての研修に参加可能な方で、大会期間中および大会期間前後に、10日以上活動できる方であることも、マッチング(ボランティアとして採用)の条件です。

全ての研修とは、共通研修と、役割別・リーダーシップ研修(2020年4月以降)、会場別研修(2020年6月以降)をいい、共通研修は1日で終了するようですが、役割別・リーダーシップ研修や会場別研修の期間は現在のところ未定のようです。

もちろん(?)、この研修期間は“大会期間中および大会期間前後”には含まれません。

さらに、研修の前段としてオリエンテーションに参加することも必須条件です。

このオリエンテーションは、ボランティアの活動内容の相互確認をする場なので、マッチング(ボランティアとして採用)が不成立の可能性もあります。

まとめると、大会ボランティアに応募・活動できる人は、

・2002年4月1日以前に生まれた人

・活動期間中において、日本国籍又は日本に滞在する在留資格を有する人

・採否にかかわらずオリエンテーションに参加できる人

・大会期間中および大会期間前後に、10日以上活動できる人

・共通研修(1日)、役割別・リーダーシップ研修および会場別研修(現時点で期間未定)に全日程参加できる人

となります。

なかなかのハードルの高さです。

実際のボランティアとして活動する10日以上、その前にも各種研修のための何日間かまだ分からない日程を予定して応募、となると、普通の社会人はなかなか難しいですよね。

さらに、積極的な参加を求められる条件

・東京2020大会の大会ボランティアとして活動したいという熱意を持っている方

・お互いを思いやる心を持ち、チームとして活動したい方

・オリンピック・パラリンピック競技に関する基本的な知識がある方

・スポーツボランティアをはじめとするボランティア経験がある方

・英語、その他言語及び手話のスキルを活かしたい方

とあり、これらも加味すると、さらにハードルが上がってしまいます。

これは、ボランティアを“やらない”というより“できない”といった方がよさそうです。

それでも、応募開始から10日間、10月5日(金)10時現在、大会ボランティアへの応募完了者数は31,982人(大会ボランティアマイページ登録者数:61,826人)(引用:東京2020ボランティアHP https://tokyo2020.org/jp/news/notice/20181005-01.html)。

大事なのは、「やる気」ということなのでしょうか?

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東京五輪のボランティアは批判も多い?

東京五輪のボランティアは、条件的に“やらない”人、“できない”人が多そうなことが分かりましたが、その他にも色々批判の声が聞かれます。

中でも一番多い批判の声が

報酬なし・宿泊費なし・交通費なし

です。

あまりに批判の声が多かったことから、2018年9月18日に自宅や宿泊地から会場までの交通費相当として1日当たり一律1000円を支給されることになりました。(出典:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35485000Y8A910C1CC1000/)

そうは言われても、1000円って、電車特定区間で最大で30kmくらいの範囲が限界です。

東京駅を拠点にすると、片道500円、往復1000円で移動できる範囲は、西は武蔵小金井(中央線)、東は幕張本郷(総武線)、北はさいたま新都市(東北本線)、南は横浜(東海道線)あたりとなります。

東京近郊在住でない方は、この範囲内に、自分で宿泊先を手配し、連日泊り続け、ボランティア活動をしなくてはならないのです。

その間の宿泊費、食事代も、自己負担。

しかも、海外からもオリンピック観戦に多くの人が来日し、ホテルが足りない!?との話題が上がる中、ボランティアの方たちは、自分たちで、10日を超える活動期間ずっと滞在できる宿泊施設を探さなければならないです。

他にも、暑さ対策への疑問にまだ検討中との回答や、先に述べた研修期間が未定、など、知りたいことはまだ分からないことが多いという有り様です。

多くの事前研修があり、さらに10日間以上のボランティア活動が、すべて無報酬だけでなく、自分の“持ち出し”分がかなり多くあるのです。

やる気があって、予定の都合がついても、経済的な面でも諦めてしまう方もいるでしょう。

これが、批判されている理由です。

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ネットの反応

東京五輪のボランティアについてのネットの反応を集めてみました。

やはり、無償、むしろ“持ち出し”が多いことに疑問の声が多いのが特徴です。

しかし中には、応募したい、もしくは、応募した!という声もあったので、両方の声をピックアップしてみました。

東京オリンピックのボランティア、交通費以上に宿泊場所の提供のが最優先では…?

それでなくても海外からもお客様がたくさん来るのに自分で確保できるのかな… …というのをずーーーーっとモヤッていたので呟いていておく

ボランティアという魔法の言葉に踊らされたくない、強制労働じゃ意味ないじゃん、っていうのが、自分が参加したくない1番の理由。

故郷に対して微力でも貢献できるならリタイア後に地元戻ってボランティアでも何でもするけど、こと東京オリンピックはそうは思わない。

ただの利益主義のスポーツ大会。

ボランティアの件もそうだけど、どうして東京オリンピックの関係者は、無償でやらせようとするのかな。

医療関係者に無償はないでしょうよ、各国の重要選手たちを大勢診るし、その健康状態に責任が生じる以上、責任者以外無償の意味が解らない。

責任者だけが医療行為をする訳じゃ無いだろうに。

東京オリンピックの医療スタッフがボランティアって大丈夫なの?

集まらなかったら大惨事やん…

東京オリンピックのボランティア無償にあれこれ言うけどタダ働きでもやる層が一定数いることは忘れてはならない。
マラソン大会でも高校野球でもそうだしアマチュアのスポーツ大会ってボランティアあってこそ運営できてるわけだよね。

コミケだってそうだしね。

今回の東京オリンピックのボランティアに対する批判的な意見を聞くとなんかモヤモヤしてしまう。

東京オリンピックせっかくの催しなのにボランティアのせいで台無しになってる感が凄い。

この国お金の回し方が下手すぎなんだよなあ…… 増税の件もあるし……

東京オリンピックのボランティア応募したいけど10日拘束はきついなー
よし。東京オリンピックの理学療法士ボランティアに応募しよう。

条件厳しすぎるから、当てはまる人いる?って感じですが(笑)

とりあえずチャレンジしてみます。

やりたくない人多そうだけど普通に東京オリンピックのボランティアやってみたいので応募してみよっかなと思ってる
東京オリンピックボランティアにやっと応募しました。

意気込みを200字で記載しなければいけませんでした。

他にも100字で記載するところとか。本当に1件1件読んでるのかな〜🤔

まとめ

9月26日から応募開始となった、2020年東京五輪のボランティア。

その応募条件や、活動期間、さらには自己負担などの問題から、批判の声が多く聞かれます。

確かに応募の際は、各々の都合や条件と照らし合わせて、熟慮することが必要そうでした。

もう少し条件が緩和されたり、費用面での改善があると、より多くの人にチャンスが広がるはずです。

ボランティアの応募は先着順ではないそうなので、ギリギリまで動向を見守るのも、また一案かもしれませんね。