水道民営化はいつから?メリットとデメリットはどうなる!?

ワールドカップの熱冷めやらぬ中、国民の生活に密着した水道に関する法案、「水道法改正案」が密か(?)に7月5日の衆院本会議で、与党などの賛成多数で可決され、参院へ送付されたのをご存知でしょうか?

本改正案は、結局、今国会での成立を見送る方針となりましたが、今度の日本の水道事業に大きな変化をもたらすことが考えられます。

そこで今回は、水道法改正が施行され、水道民営化となった場合のメリットとデメリット水道料金への影響や、ネットの声について調べたのでシェアしたいと思います!

水道民営化はいつから?

7月5日、衆議院本会議で水道法改正案が、自民・公明両党と日本維新の会と希望の党などの賛成多数で可決し、参院へ送付されました。

22日までの会期中に成立が確実視されていましたが、13日に行われた自民党・関口昌一参院国対委員長と国民民主党・舟山康江参院国対委員長との会談で、今国会での成立は見送る方針になりました。

そのため、水道法改正案の施行は未定となり、この法案により可能となる水道民営化も実質、先送りされたことになります。

そもそも、現在の水道事業にはどんな問題があるのでしょうか?

少子高齢化が進む日本では、人口が減少することが分かっています。

これは、水道事業においても利用者人口が減少することを意味しています。

利用する人が減ると、これまで得られていた水道利用料(収入)が減ります。

また、現在の水道設備の多くが、更新の時期を迎えていて、更新費用も捻出しなければなりません。

収入が減少する一方で、水道設備にかかる費用は増加

現在の水道事業は、そんな問題を抱えています。

加えて、公共性が第一の水道事業は、水道料金をできるだけ低く設定しています。

そこで、水道事業を民営化できるようにすることで、民間企業の資本や儲けのノウハウを使い、収入を上げ、負担を回避することを期待して、本法案が検討されたわけです。

今回は施行とならなかった水道法改正案ですが、施行されるとなると、現在の水道事業はどのように変わるのか、まとめてみました!

現状
・ 水道事業は、原則として市町村が経営するものとされています。

・現行制度においても、PFI法(民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律)に基づいて、施設は地方公共団体が所有したまま、施設の運営を民間事業者に設定することはできます。

 

改正案
・最低限の生活を保障するための水道の経営なので、市町村が経営するという原則は変わりません

・地方公共団体はPFI法に基づいて、各種手続を踏めば、民間事業者に施設の運営権を設定することができるようになります。

・運営権を設定された民間事業者は、運営権の範囲で水道施設を運営したり、利用料金も自ら収受できます

・ただし、水道施設の利用料金の範囲などは、事前に地方公共団体が条例で定めます。また、地方公共団体によって、運営する事業者を監視・監督も行います。

(参考:平成29年度 第1回官民連携推進協議会(東京) H29. 8.21資料 https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000179020.pdf)

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水道民営化のメリットは?

水道事業が民営化されることのメリットには、どんなものがあるのでしょうか?

まず、市町村は財政に負担なく、水道施設を整備したり、維持管理、運営することができます

また、民間企業の資本や儲けのノウハウによる経営の効率化が期待できます。

さらには、民間事業者も、料金収入をあげるために、顧客サービスの充実にも努力することになります。

その結果、利用者へのサービスも向上することが期待できます。

なお、利用者へのサービスには、水道施設の充実だけでなく、水質の維持など、快適な利用環境も含まれます。

こうして、水道民営化で期待されるメリットを並べてみると、日本の水道事業が現在抱えている問題の解決には良い方法に思えますね。

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水道民営化のデメリットは?

では、反対に水道民営化のデメリットには何が考えられるのでしょうか?

まず、考えられるデメリットとしては「水道料金の値上げ」が挙げられます。

民間事業者が水道事業を運営する場合、やはり利益を上げることを考えなくてはなりません。

現在の日本の水道料金のシステムは、逓増制が採用されています。

これは、使用量が増えるほど水量当たりの料金単価が高くなるシステムです。

反対に使用量が少ない家庭では使用料金が給水原価を下回ります(事業者が赤字をだしています)。

この下回った分の補填は、水道使用量が多い利用者から多く回収することで補っているのです。

しかし民営化されると、この公共性を考える必要がなくなるため、料金システムが見直され、結果として水道料金の値上げとなることが予想されます

また、海外の水道事業の民営化例では、大幅な水道料金の値上げや、民間の水道事業者が利益を優先したことにより、“再公営化”をせざるを得なくなった事例もあります。

今回、検討された水道法改正案では、水道施設の利用料金の範囲などは、事前に地方公共団体が条例で決定した範囲内で設定とのことなので、突然、法外な値上げがされることは考えられませんが、それでも水道料金の値上げは避けられないでしょうし、地域差が今以上に大きくなることが予想されます。

水道の公共性は、いよいよ薄れていくことは覚悟しなければならなそうです。

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ネットの反応

水道民営化について、ネットの声を集めてみました。

ほとんどの声は、民営化を疑問視派の声で占められています。

普段あまり政治に関心がない私の母親が、
「まったく、何考えてるんだろうね?」

と少々怒りを含ませながら言っていました。

怒りを共感できたうれしいひとときでした。

TL上は水道民営化反対の方が多いですね。

それなら、水道料金を大幅に値上げ(海外の民営化の例を見れば、普通に倍になります)するか、値上げに相当する額を税金投入して(もち増税につながります)設備更新を大幅にスピードアップしないといけない。

きついな。

老朽水道管破裂と水道民営化を絡めるのはどうだろう。

何もなかったように水道民営化を進めようとしてたから、話題に上がるのは良いことかもしれないけど

水道民営化かあ。

水道管の老朽化を交換するお金を賄うために国民のライフラインを売ったかあ。

経済倫理も含めて外資や民間に好き勝手させない価格抑制の仕組みや、提供されるお水の品質、監査のための法的機関、もっと議論されるべき。

だってお水の体制は完全に民間と相反しているものだもん

カジノ法案はニュースでやってるから以前から知ってたけど水道民営化は数日前に知った。

水道民営化!?品質とか料金とかどーなるんだろーおそろしい。。。

カジノ!?違うところに、遣わなきゃいけないところに、お金遣おうよ。。。

あまり報道されない「水道民営化」可決。

外国では水道料金が突然5倍に。

竹中平蔵や公明党が?

やっぱりなんだか胡散臭いよね!

福島県白河市のHPで「上水道の統合による値上げ」を調べたところ、 水道の基本料金が2倍~10倍も上がっていると分かった。

しかも白河市は松山市と同様、ヴェオリアに民間委託していた事も判明。

水道民営化で料金は倍増するという話は事実です。

カジノより水道民営化を止めるべきだと思うんだけどなぁ
江戸時代の江戸には、かなり上質な水道があり、しかも無料で使えた。

井戸水もあった。水道民営化によって、江戸時代以下の水道インフラに成り下がる地域が出てくるだろうな、、。

水道民営化は反対すべきです。

水道事業は国民の健康に直結する公共性の高いものであり、私人の利権に変えるべきではありません。

何でも民営化すれば経営効率が上がるかの様に錯覚して見過ごすと、取り返しが極めて困難になります。

最終的な狙いは上場等による外資化という事もあります。

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まとめ

あまり報道されないまま、水道法改正案が衆院本会議で可決され、驚いた方も多かったのではないでしょうか。

今回、本改正案は、今国会での成立を見送る方針となりましたが、おかげで、水道民営化について、国民が知るところとなり、結果的に良かったのかもしれません。

しかし、法改正の検討が無くなったわけではありません

生活に直結する水のことだからこそ、この機会にしっかり考え、自分の意見を確認しておくことが大切ですね。

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