森保一の現在は?戦術や監督としての成績は?

日本サッカー協会がロシアワールドカップで監督を務めた西野朗監督の後任としてサッカー日本代表監督候補に森保一氏にオファーをしたと一部報道がありました。
サンフレッチェ広島で長年監督を務めていたことで有名な森保氏ですが、監督就任となるのでしょうか。

今回は森保一氏の現在とサンフレッチェ広島で監督を務めていたときの戦術や監督としての成績についてシェアしたいと思います。

森保一氏の現在は?

森保一氏は1968年8月23日生まれの49歳で、長崎県長崎市の出身です。

森保氏は初めGKでしたが、高校時代からは攻撃的MFとして国体選抜に選出されるほどの実力のある選手でした。

Jリーグの前身にあたる日本サッカーリーグ(JSL)では1987年にマツダ(現:サンフレッチェ広島)に加入し、一時期京都パープルサンガにレンタル移籍されましたが、2001年まで広島一筋でプレーし、サンフレッチェ広島の選手としては初の200試合出場を達成しました。

森保氏は2002年に現役にこだわってベガルタ仙台に移籍しますが、2004年に36歳で引退しました。

森保一氏といえば、愛称の「ポイチ」もさることながら日本サッカーに「ボランチ」(守備的MF)の概念をもたらした人物として知られており、1993年にはあの「ドーハの悲劇」があったW杯アメリカ大会のメンバーでもありました。

森保氏は引退後すぐにサンフレッチェ広島の強化部コーチに就任し、JFA公認S級ライセンスを取得しました。

2005年にはU-19日本代表のコーチを兼務し、翌年のAFCユース選手権ではコーチとして準優勝でした。

2007年からはミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下で、サンフレッチェ広島のトップチームコーチに、2010年からはドーハの悲劇を共に経験し、レンタル移籍先の京都サンガでもともにプレーしていた黒崎久志監督の下でアルビレックス新潟のヘッドコーチに就任し経験を重ねました。

そして、森保氏は2011年オフにクラブの経営悪化からペトロヴィッチ監督との契約更新を断念したサンフレッチェ広島の監督に就任し、2017年のシーズン途中で辞任するまで5年強、サンフレッチェ広島で指揮を採りました。

サンフレッチェ広島の監督を辞任した後、10月12日には2020年東京オリンピックを目指す日本代表(U-23サッカー日本代表、現在はオリンピック開催2年前なのでU-21サッカー日本代表)の監督に就任しました。

また、森保氏は突然解任されたヴァヒド・ハリルホジッチ監督の後任でサッカー日本代表監督に就任した西野朗監督の下で、4月にA代表コーチに就任し今回のロシアワールドカップを経験しました。

仮に、森保一氏がサッカー日本代表監督に就任するとオリンピック日本代表監督とA監督の兼任となり、これは2000年のシドニーオリンピック、2002年の日韓ワールドカップで結果を残したフィリップ・トルシエ氏以来となります。

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森保一の戦術や監督としての成績は?

まず、森保一氏が5年強指揮を採ったサンフレッチェ広島の戦術についてみていきましょう。

森保氏がサンフレッチェ広島の監督に就任してからは前任監督のペトロヴィッチのフォーメーションと同じ3-2-4-1という攻撃的なフォーメーションを採用しました。

このフォーメーションではウイングバックの運動量やボランチのバランス感覚の把握が重要となり、サイドバックのケアをしないとサイドから崩される弱点があります。

そこで森保監督はこのフォーメーションを流動的に使いました。

広島がボールを取っているときは、ウインドを動かして4-3-3に近いフォーメーションを作り、逆に守備時にはウイングがDFまで下がって5バックにし、素早いカウンター攻撃を徹底しました。

そして、中央を固めたり、裏のスペースを消したりして相手の好機をつぶしつつ、ショートカウンターで相手ネットを脅かす戦術を取っていました。

広島には当時、点取り屋の佐藤寿人(現名古屋グランパス)、MFの青山敏弘、森崎和幸などと言ったタレントがいたのでこの可変式のフォーメーションが有効に機能しました。

この戦術を徹底したことで、森保監督率いるサンフレッチェ広島は元Jリーガーとしては初、監督1年目では松木安太郎以来2人目となる年間優勝を達成し、翌年は史上4人目のJ1連覇を達成するなど、監督6年で3度の優勝に輝きました。

しかし、サンフレッチェ広島は主力選手の移籍や森崎選手の慢性疲労症候群によるコンディション不全、相手チームの対策によってこのフォーメーションの弱点であるサイドから崩されての失点が重なり、2017年7月4日に成績不振を理由に監督を辞任しました。

この年のサンフレッチェ広島は従来の3-4-2-1のフォーメーションを捨てて、ホーム最終節で何とか残留を確定させました。

ネットの反応まとめ

そのまま西野でいいのでは…
日本人指導者に限定するなら妥当な人選だけど
人材不足だね
広島にはうれしいニュース
もり やすいちだと思ってた
今大会でコーチとして携わっているのでいい流れになると思う
森保一が日本代表の監督になったら勝つたびに『モリホー』ってツイートが多くなりそう
クリンスマンじゃなくなったの?
手倉森の案は無かった?
外国人監督の方がいい気がする

少し前まではドイツやアメリカの監督を務めたユルゲン・クリンスマン氏が日本代表監督に就任するという報道が一部ありましたが、クリンスマン本人が自身のツイッターでこの噂を否定しました。

日本サッカー協会が森保一氏に監督就任を要請したとあるので、おそらくは森保氏になるとは思いますが、サガン鳥栖に加入したフェルナンド・トーレス選手への報道もそうであるようにマスコミの行き過ぎた報道については少し訝しげな思いがあります。