北海道日本ハムファイターズに所属している斎藤佑樹選手が6月6日に30歳になりました。
斎藤選手といえば、思い出すのはなんと言っても2006年夏の甲子園の決勝戦、田中将大選手との延長再試合の投げ合いですね。
早いものであれから12年も経つのですね。
田中選手は高校卒業後すぐに、斎藤選手は大学を経てプロになったわけですが、今の二人の現状、差についてシェアしたいと思います。
斎藤佑樹投手と田中将大投手の差は?
田中将大の影にありながら、真摯に努力していると思ってはいましたが、まさに興ざめというか…。斎藤佑樹、おねだりポルシェに車庫飛ばし…。俺も乗りたいんですよ、ポルシェ… そんなアラフォー中間管理職の愛車はダイハツの軽自動車ですが…。 pic.twitter.com/RlBt3k2kKz
— 井上追輝 (@inotsuiteru) 2016年7月20日
かつて斎藤佑樹投手は田中将大投手について質問されたとき
「30歳になったら、40歳になったらどうかということは誰にもわかりませんし、そのための大学4年間だったと思っています。そこには僕、けっこう自信を持ってるんです」
と言っていましたが、その30歳になってしまいましたね。
現在の二人ですが、楽天で24勝0敗という奇跡的な成績を挙げて、現在メジャーリーグで活躍する田中選手と、日本ハムの1軍ではなかなか活躍できていない斎藤選手ではあまりに大きな差がついてしまったと言わざるを得ません。
わかりやすい数字として年俸で比べてみますと、田中選手23億円、斎藤選手1830万円と、実に100倍以上の差がついてしまいました。
二人の発言などを比べてみると、いつでも謙虚な田中将大投手に対し、斎藤佑樹投手には少し謙虚さが欠けていると見受けられるような発言が多い印象ですね。
例えば、チームが負けてしまったときに、
「勝てない原因は自分にある」
と発言した田中将大投手に対し、2軍で登板し、11失点した斎藤佑樹投手は
「(二軍で)11点取られた結果が全部(僕が)悪いということにすると、やりたいことがぶれてしまう。進んでいる方向は間違いない」
と自信満々の発言をしていました。
二人の考え方や野球に取り組む姿勢の違いが現在の状況となって現れているのでしょうか。
斎藤佑樹投手は30歳になったけど、どうなの?
さて、30歳になった今年の斎藤選手ですが、1軍での登板はわずか1試合、 3回2/3を投げて1失点、防御率2.45という結果が残っています。
このときは失点は少なかったものの、四球が6つと制球に問題があり、早めの降板となりました。
二軍では9試合に投げて1勝2敗1S、防御率2.51という成績を挙げています。
防御率はまずまずの数字で、勝利には繋がっていないものの、1軍に呼ばれる可能性は残していると言えます。
ネットの反応まとめ
そんな斎藤選手、ネットではどのように言われているでしょうか。
松坂選手のように結果で応えられたらいいですね。
日本ハムで苦戦している斎藤選手、打たれたときに大きく騒がれてしまうので泣かず飛ばずのような印象もありましたが、地道に頑張っているようです。
30歳という年齢もあり、1軍に上げるのは若手優先ということになれば厳しいですが、これからまだ1軍で投げる姿を見られる可能性も十分にあります。
田中選手に追いつくというのは無理がありますし、以前のように日本の頂点に立つというのも現実的じゃないですが、目立たない場所でも自分の居場所を見つけて、いぶし銀として生きていくのも幸せだと思います。
どちらにせよ残りの選手生活はそれほど長くありません。渋い輝きでもいいので、輝いた野球人生にしてほしいと思います。